Marugame Uchiwa


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◆貼り工程
■耳摘み
(みみつみ)
貼り立ての際、骨の不要の両端を摘み取る
■紙断
(かみたち)
絵入紙等を貼り立ての型に応じて型断ちをする
■貼立
(はりたて)
うちわの骨の穂の部分に「のり」をつけ、地紙を貼りつける。
■あご切り 弓竹の下部の不要部分を除き取る
■型切り
(かたきり)
うちわの種類に応じて、満月、玉子型などに穂を仕上げる。たたき鎌を当て、木づちでたたくため、「たたき」とも呼ばれる作業である。
■へり取り うちわの周囲に「へり紙」と呼ばれる細長い紙を貼り、危なくないように仕上げていく。この後、鎌の両端に「みみ」を貼り、ローラーで圧搾して筋を入れると、丸亀うちわができあがる。
■耳貼り
(みみはり)
■元貼り
両側の耳飾りを貼る。
元飾りを貼る。
■筋入れ
(すじいれ)
仕上がったうちわの骨目をはっきりと表すために、しごいて骨節を立てる。写真のような「機械びき」の他に、木の小枝を束ねて作った、昔ながらの道具によって筋入れをする「手筋びき」もある。
■名入れ印刷 注文に応じて、仕上がったうちわに「名前」を印刷することもある。
■荷造り 以上で、うちわ製造の全ての工程は終了。
ダンボール箱に詰められて出荷される。